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"それではなぜ、日本の雑誌発行銘柄数が減ってしまったのでしょうか。 それは、基本的に雑誌というものがすぐに黒字になるものではないからです。 黒字が出るまで10年かかる雑誌はたくさんあります。コミックスや..."
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“ それではなぜ、日本の雑誌発行銘柄数が減ってしまったのでしょうか。 それは、基本的に雑誌というものがすぐに黒字になるものではないからです。 黒字が出るまで10年かかる雑誌はたくさんあります。コミックスや関連著作権収入を含めると、今や講談社の全書籍売上額より大きな儲けをもたらしている『少年マガジン』ですら、創刊から10年は赤字続きでした。小学館の中高年向け雑誌『サライ』や文芸春秋のスポーツ誌『ナンバー』もしかりです。 10年もの間赤字に耐えられるのは、不動産など出版業以外の収入やオーナーが膨大な資産を持っている一部の大手出版社や新聞社に限られます。 講談社と小学館という2大出版社は、戦前からの大地主である創業家一族が経営する世襲企業です。とりわけ講談社のオーナーである野間家は、野間文化財団(旧野間奉公会)という財団法人を持っており、都内の一等地を含む全国各都道府県に広大な土地を所有しているといわれています。 こうした不動産収入が生みだす潤沢な資本力をバックに、大手出版社は雑誌を長く育てて大きく収穫するビジネスと位置付けてきました。ちょっと赤字だからといってすぐに休刊し
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